
こんにちは。
岡山で不動産・家づくりのサポートを行っている、株式会社トリプルギブです。
私たちはこれまで、土地探し・住宅会社選び・資金計画など、
多くのご家族の家づくりに関わってきました。
その中で特に多いのが、
**「土地選びの時点で不安を抱えたまま進んでしまった」**という声です。
「この土地、良さそうだけど本当に大丈夫かな…」
家づくりを考え始めた多くの方が、最初につまずくのが土地選びではないでしょうか。
土地は、家づくりの土台です。
ここを間違えると、あとから取り戻すことはできません。
実際に、価格・立地・広さだけで判断してしまい、
「建ててから後悔した」「思ったより住みにくかった」
そんな声を、私たちは何度も耳にしてきました。
この記事では、現場で実際に見てきた経験をもとに、
良い土地を見分けるために、必ず確認してほしい7つのポイントを
家づくりのプロの視点から分かりやすく解説します。
これから土地探しを始める方も、
すでに検討中の土地がある方も、
ぜひ判断基準のひとつとしてお役立てください。
目次
なぜ土地選びは失敗しやすいのか?
土地は一見すると
「きれい」「安い」「立地が良い」など、条件が分かりやすそうに見えます。
しかし実際は、
- 建ててみないと分からない問題
- 専門知識がないと気づけない制限
- 営業トークでは触れられないデメリット
が多く、初心者ほど判断が難しい買い物です。
だからこそ、「良い土地かどうか」を感覚ではなく
チェックポイントで整理して見ることが重要になります。
良い土地の見分け方|必ず見るべき7つのポイント
① 日当たり・方角は「建てた後」を想像する
南向き=良い土地、と思われがちですが、必ずしも正解ではありません。
- 隣家との距離は十分か
- 将来、周囲に建物が建つ可能性はないか
- リビングに光が入る間取りができるか
大切なのは土地単体ではなく、家を建てた後の日当たりです。
設計とセットで考えることで、本当に暮らしやすい土地かどうかが見えてきます。
② 周辺環境は「昼と夜」の両方を見る
土地は、時間帯によって印象が大きく変わります。
- 昼は静かでも、夜に交通量が増える
- 近隣施設からの音やにおい
- 夜道の明るさや人通り
可能であれば、平日・休日、昼・夜と複数回確認しましょう。
実際に住んだときの生活をイメージできるかが判断基準です。
③ ハザードマップで災害リスクを確認する
良い土地かどうかを判断する上で、災害リスクの確認は必須です。
- 洪水・浸水
- 土砂災害
- 過去の被害履歴
岡山エリアは比較的災害が少ないと言われますが、
エリアによっては浸水想定区域に入っている土地もあります。
「知らなかった」では済まされないポイントなので、
必ず自治体のハザードマップを確認しましょう。
④ 地盤の強さは「安さの理由」を疑う
相場より安い土地には、必ず理由があります。
- 地盤が弱い
- 以前は田んぼや川だった
- 地盤改良が必要
地盤改良が必要になると、
数十万〜100万円以上の追加費用がかかるケースもあります。
土地価格だけで判断せず、
「家を建てて住める状態までの総額」で考えることが重要です。
⑤ インフラ(上下水・ガス)の整備状況を確認
意外と見落とされやすいのが、インフラの確認です。
- 上下水道は敷地内に引き込まれているか
- 都市ガスかプロパンガスか
- 引き込み工事が必要か
特に上下水が未整備の場合、
後から高額な工事費が発生することもあります。
⑥ 建築条件・法規制を必ず確認する
「土地は買ったけど、思った家が建てられなかった」
これは実際によくある失敗例です。
- 建築条件付き土地
- 建ぺい率・容積率
- 高さ制限・用途地域
建てたい家が、その土地で実現できるか。
土地と建物は、必ずセットで考えましょう。
⑦ 将来の「売りやすさ」という視点を持つ
今は住むつもりでも、将来何があるかは分かりません。
- 転勤
- 家族構成の変化
- 相続
そんなとき、
立地や需要のある土地は、売却や活用がしやすくなります。
「今の住みやすさ」だけでなく、
将来の選択肢が残るかどうかも良い土地の条件です。
良い土地かどうか迷ったときの考え方
正直に言うと、100点満点の土地は存在しません。
だからこそ大切なのは、
- 何を優先するのか
- どこまで妥協できるのか
を家族で共有することです。
すべてを完璧にしようとすると、
土地探しが長引き、判断できなくなってしまいます。
土地選びで後悔しないために大切なこと
土地選びで後悔する人に共通しているのは、
**「自分たちだけで判断してしまったこと」**です。
ネットで調べて、現地も見て、
それでも残る「なんとなくの不安」。
実はその感覚、かなり正確です。
土地は、見えない条件ほど後から問題になります。
- この価格は妥当なのか
- 将来も住みやすい場所なのか
- 建てたい家に無理はないか
こうしたポイントは、買う前にしか確認できません。
いえダネの無料相談では、
住宅会社や不動産会社の立場ではなく、
あなた側の目線で土地を整理します。
売り込みは一切ありません。
「今は決めない方がいい」という結論になることも、実際にあります。
だからこそ、
迷っている“今”が、一番相談価値のあるタイミングです。
後悔しない判断をするために、
まずは一度、頭の中を整理する時間をつくってみてください。
まとめ
良い土地を見分けるためには、
- 日当たり
- 周辺環境
- 災害リスク
- 地盤
- インフラ
- 法規制
- 将来価値
この7つを、感覚ではなく基準で確認することが重要です。
知っているかどうかで、
家づくりの満足度は大きく変わります。
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・不動産売買
・住宅会社紹介「いえダネ」
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