前回に引き続き、可処分所得を増やす手段を解説していきます!
4章からですので、ご確認下さい。
4.保険料の比較
自動車保険、生命保険、火災保険などの保険料を比較し、他の提供業者からの見積もりを取得します。また、保険料に関しては、大手保険会社よりも、ネット保険の方が手数料は一般的に安いです。
それでもネットではなく、大手の方が選ばれているという実情には、保険のセールスは商品力(価格)だけではないという裏付けになります。
保険契約を見直し、必要な保護範囲を再評価することで、保険の種類や補償額を適切に選定し、不要なマージンを削減することで保険料を減らすことができます。
また、家族で複数の保険をまとめて契約したり、任意保険などは運転記録が優良である場合はゴールド割引を受けることができる場合があります。
私もお客様へライフプランを提案するにあたり、保険は気付いていないだけで、かなりの費用となっていろことが多々あります。人生の大型支出と呼ばれる保険の見直しにより、かなりのコストカットが実現できる可能性があります。
ライフステージや家族構成により大幅に変化しますが、保険会社も当然ながら保険料を上げたり、補償を薄くするなどして、実質的な保険の改悪はどんどん行われています。
本質を見抜く意味でも、お付き合いだけで入っている保険にあまり意味はないので、本当に必要な保険だけに加入するように断捨離も大切です。
5.接待費・娯楽費の見直し
これは非常に多くの人に該当して、削減した方が良い代表例です。
不動産投資においても同じことが言えるので、一つ例を挙げます。
家賃収入が月々に20万円あり、銀行への支払いが15万円あるとします。
差引すると、借入を返済しても5万円のキャッシュフローが残ることとなりますが、皆さんはこの5万円をどうするでしょうか?
大抵の人は、5万円所得が増えることにより、生活水準を簡単に上げてしまうことが多いかもしれません。
ですが、このせっかく増えた所得を遊びに使ってしまっては、備えの意味を成しません。
この5万円は、次の物件の頭金としてストックしていくか、もしくは別の運用商品へ投じていく必要があります。
毎月5万円が積み重なれば、5年で300万という軍資金を生んでくれます。
ここは思考の問題ですが、入ってきてすぐに使うのではなく、新たなお金を増やす商品への備えを増やしておく。という考え方です。
不要な遊びや食事を減らし、定期的な娯楽サービスの契約(映画、音楽、ゲームなど)を見直し、必要なものだけを選択します。
家庭内でのエンターテイメントを探求することで、外食や映画館などの外部エンターテイメントを減らします。
最も、私も必要な所にはお金を惜しまず使う生活をしています。
ですがそれは、買い物であればリセールのよいものや、誰かに喜んでもらうための品物などで、浪費となる支出は減らすに越したことはありません。
節約馬鹿はいけませんが、浪費しすぎも問題です。
あくまでストレスがたまらない範囲で、ガス抜きも大切にしていきましょう!
長くなりましたが、この回で必要な費用面、支出面を改めて考え直すことで、財布の紐がゆるむのを巻きなおす意味でも、ご紹介しました。
時代が先読みしにくいという話にもつながりますが、今後日本が不景気になるのは確実です。
流れに身を任すのではなく、保全策はとっていく必要がありますので、対策は怠らずにしていきましょう。
引き続き皆様にお力添え出来るように精進して参ります。
よろしくお願いいたします。