猛暑が続いており、外出を避ける人達が多いと思いますが
家の中が100%安全とは限りません。
熱中症発生率は室内が5割、野外も5割どちらも変わりません。
室温28℃以上から外気温が高い時程リスクが高くなります。
熱中症は3段階に分類されており、
Ⅰ度 現場での応急処置で対応できる軽傷
Ⅱ度 病院へ搬送を必要とする中等症
Ⅲ度 入院して集中医療の必要性のある重症
があります。
基本的に症状はめまい、立ちくらみから始まり
ズキズキした激しい頭痛、吐き気
更に酷くなると過呼吸、全身痙攣、
真っ直ぐ歩けない。最悪の場合死に至ります。
そうならない為の対策としては、
・扇風機やエアコンの温度調節
・遮光カーテン、すだれを使用
・室温をこまめにチェック
・日陰を作る
・睡眠不足や栄養不足を避ける
・栄養にいい食事をとる
(豚肉、大豆製品、茄子、干し梅、お酢、スイカ、パプリカ、麦茶、ルイボスティー)
などが大切です。
もし、熱中症になってしまった時は、
・足を高くして寝かせる(血流を良くする)
・皮膚の表面近くに太い血管が通っている所を冷やす(首筋、脇の下、鼠蹊部)
・クーラーが効いている涼しい部屋に移す
・スポーツ飲料や塩分補給をする
ちなみにポカリスエットとアクエリアスでは
アクエリアスはナトリウムと適度な糖分を含みます。
沢山汗をかいた時に効果的なので
熱中症の時はアクエリアスの方がいいです。
ポカリスエットは炭水化物、ナトリウムを多く含んでおり、
人の体液に近い成分で必要な栄養分を補給する事ができるので
風邪などの時はポカリスエットが効果的です。
・衣服を緩める
・医療機関への搬送
を早めにする事大切です。
※おでこと首の後ろは冷やすのNGです。
(脳が体が十分に冷えたと思い汗をかかなくなってしまう)
★熱中症になりやすい人★
・飲酒後で脱水状態の方
・喫煙習慣がある方
・血液中のナトリウムが不足している人
・強い動脈硬化のある人
・運動習慣がない人
・高齢者、乳幼児
まとめ
熱中症は命にかかわる病気です。
しかし、しっかりと予防、気を付けていれば
防げる病気です。
熱中症になる危険性がある日は
できるだけ暑さを避けてこまめな水分・塩分補給を心掛けましょう。
熱中症の人を見かけたらただちに応急処置をしましょう。
皆様にとって素敵な楽しい夏になりますように。